あっという間に5月が過ぎてしまいました。
あの黄金週間から、我が家では喜びと歓迎できないハプニングの連続で、私にとっては怒涛の試される大地北海道-2026年春、といった感じでした。
ひとつひとつお話していくと、まず、今年の4月、5月は十勝に謎の強風が吹き荒れました。晴れているのに風だけが異常に強く吹き荒れる。PM2.5や黄砂もたんまり飛んできて、洗っても洗っても車にどっさりと降り積もりました。追い討ちの白樺花粉のせいなのか、喉が何故か腫れ上がり、夜中に咳喘息が止まらない。吸入薬とアレルギー薬ですぐに治ったけれど、咳で呼吸ができない恐怖と強制的にオェッとなるのが恐怖の出来事でした。苦しかったなぁ〜
同じ頃、犬のウタリも、突然目やにが止まらなくなり、動物病院へ。検査の結果、目薬の治療で良いとのことで、これも今は完治。このセンシティブな犬が果たして毎日の目薬を受け入れてくれるのか、どうやったら納得してくれるか、考えながら帰宅するも、心配は無用、とばかりにウタリはずっと目薬を受け入れてくれました。そういえば、病院でも検査の時に光や薬を垂らされても、顔ひとつ動かさなかったウタリでした。。。やる時はやる。。。「ウタリはできる男ですよ」と親愛なるトレーナーさんに言われたことを思い出します。今はピカピカに治った瞳で、おやつ、ご飯、外、堆肥、寝る、あそぶ、床にきて、撫でて、、、色んなことを語りかけてきます。
さて、人間も犬も、そんなこんなで体調を少しばかり崩してなんやかや、オロオロとしている間に、北側の防風林には異変が。なんと、風でボッキリ、一本の松の大木が折れてしまったのです。さらに悪いことには、隣の木々にかかってしまって宙ぶらりん状態。これは危険!Wow, wow デンジャゾーン!!これは困った〜!しかし、世の中は絶賛大型連休中。森林組合には連絡が取れず、しばしの冷や冷やデンジャゾーン。ウタリも猫たちも、もちろん人間たちも、できるだけ近づかないようにして過ごしました。6月に入った今では、この倒木も無事に処理が終わって、胸を撫で下ろしていますが、防風林という、我が家を風から護ってくれてくれているこの大きな存在のありがたさを、改めて感じました。今後この林をどう維持管理していくか。そんなことも、倒木をモノともせず、その上を走り回るエゾリスたちを眺めつつ、たっぷりと考えました。

そして、木が倒れたなんだと騒いでいる合間に更なる悪夢が我が庭を襲います。少し鶏たちの放牧から目を離した隙に、ルージュと名付けた雌鶏が狐に襲われるという最悪の事件が勃発。本当に幸いだったのが、すぐに駆けつけて、狐からルージュを奪い返すことができたこと。ルージュはかなり深い傷を負いましたが、手当てをして、無事に回復してくれました。ほんの少しの油断を、やはり野生は虎視眈々と狙っているのです。ここから獲物(ルージュ)を取り返そうと、しつこく繰り返し我が家へやってくる狐の撃退劇(というほど派手なことでもないけど)が始まります。。。相棒、犬のウタリの存在のありがたさ、突然の猛ダッシュの日々にアキレス腱を切らずに全速力で走れた我が肉体、そして雌鶏ルージュの逞しさ。。。いろんなことが胸に来る事件でした。もう心身ともにヘロヘロ。
けれども、良いことも、どっさりありました。
まずはやっぱり、大好きなスプリングエフェメラルの時期を、また今年も迎えられたこと。エゾエンゴサク、オオバナノエンレイソウ、ニリンソウ、シャク、オオサクラソウ、サクラスミレ。いつものエゾノウワミズザクラも咲いていました。やっぱり今年もウタリと、春定番のお散歩道を歩きました。花の絨毯の上で休みました。沢山の野鳥の囀りを聞きながら。春の光をたっぷり受けとりながら。
そして、我が家の庭には、沢山の野鳥たちが訪れたり、住んだりしていることも分かりました。昨年5月に、十勝千年の森の野鳥観察会に参加してからというものの、夫も私も、野鳥を双眼鏡から覗く悦びにすっかり魅了されてしまいました。以来、一年をかけて庭にやってくる鳥たちを観察していたのですが、4月から5月になる頃、続々と冬には見かけなかった野鳥たちが、庭に姿を見せ始めたのです。
まずはアオジがやってきました。ピンクの美しい色をしたベニマシコ夫妻が柳の木から木へとランデブーしていたのにはびっくり。藪にはウグイスもいたし、すばしっこいセンダイムシクイ、草原にホオジロ、たんぽぽの種を軍隊のように並んで食べるカワラヒワ。鮮やかな赤茶色のニュウナイスズメもやってきた。豆桜の枝にキジバト。エゾセンニュウも良い声を響かせます。つい最近、カッコウが鳴き始めました。どの鳥もみんな生き生きと春を謳歌しているようでした。ルージュのことでボロボロになっていた薄暗い夕暮れ、鹿の大群が前線を攻めて来て、あぁ、今夜、りんごの若葉が食べられてしまう、と気がつき、ミシミシと軋む体をひきずってりんご用ネットをかけていた時、アオジくんが至近距離で歌を歌って励ましてくれているような事もありました。暗いのに!
忘れてはならないのが、犬のウタリの成長。この春から散歩のグループレッスン(ソーシャルウォークと言います)でメキメキと良い変化が見られて、私は犬の素晴らしさにまた、気付かされました。八重桜の絨毯の上を、仲間達とみんなで歩く時間は、忘れられないワンシーンとなりました。一緒に歩んで来てくれたウタリよ、ありがとう!!のろのろと亀のようにしか進めない私だけど、停滞期も歩み続けてきて良かった。涙、涙、涙が溢れるウタリとトレーナー先生との春。全く、鮮やかな八重桜のピンクが目に沁みることよ。やっぱ、イヌッテイイネ!
そうそう、そしてこの5月から、YOUTUBEにもKitaniwa Postチャンネルを開設しました。私の日々の記録としてざっくりアップが目標です。庭の動植物たち、鶏たちの朗らかな井戸端会議、ウタリとのゆったり散歩(うたんぽ、と呼んでいます)の空気、旅先の風景、四季折々の北海道ガーデン、などなど、などなど。さらっとお便りを届けるような気持ちで、やっています。
それにしても、身の回りでさまざまな出来事が起きるたび、やっぱり平穏な日常のありがたさを感じます。そして、何か起きたとしても、時計の針は行進を止めず、季節もめくるめく、進んでいく。そんな、「当たり前」にどれだけ救われることでしょう。生きてるって素晴らしいな、と。とにかく例年以上に全力で駆け抜けた皐月2026でした。そして今、ようやくこうしてPCの前で、タイプできている。オラ、幸せだなァ。よかったな。。。
5月総集編の動画をブログ読者様に限定して公開しています
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